個人的主観でギャンブル依存について考えてみた
どうも、ダメ男です!
まだ3タイトル分しか更新していないのに大分新規更新をせず滞ってしまいましたが。
前回はパチ屋のお話を、その前がギャンブル依存診断について触れてみました。
今回触れようと思うテーマは
- そもそもギャンブル依存ってなんだろう?
- どこからが依存なの?
- 辞めれるの?
こんな感じのお話をさせていただこう思います。
リアルなお話がしたいと思っているので、例として挙げるものは私自身が経験のあるものとして、ギャンブル=パチンコやスロットという形になります。
どうぞ最後までお付き合い下さい!
【ギャンブル依存とは?】
一般的な認識として、「パチンコやスロット、競馬・競輪・競艇などといったお金を懸ける遊びが辞められない、やらないと落ち着かない衝動にかられる」人のことを思い浮かべると思います。
こうしてみるとなんだか薄っぺらくて、ギャンブルをしない人からすれば堕落した人生を歩んでいる様にもみられがちです。
しかし、ギャンブル依存症はそんな簡単に捉えて欲しくないですし、もしも近くにいる人がギャンブル依存症だなと感じる人が居るのであればほんの少しで良いので理解を持って接して欲しいと私個人は思っています。
何故なら、ギャンブル依存症は医学的にも認められている精神疾患という病気だからです。
依存症とは、「行為・家庭アディクション、嗜癖(しへき)障害」というもので、ギャンブル依存症もその一種として考えられています。
依存症対策センターというものがあるのですが、そこでは以下のことをギャンブル依存症の症状として発表しています。
- ギャンブルにのめり込む
- 興奮を求めて投資金額が増えていく
- ギャンブルを減らそう、やめようとしてもうまくいかない
- ギャンブルをしないと落ち着かない
- 負けたお金をギャンブルで取り返そうとする
- ギャンブルのことで嘘をついたり借金したりする
まさにギャンブル依存の人の典型的なパターンですね。
そして、これらの特徴に陥りやすいのはギャンブルをしている人全般になり得る可能性があるとされています。
主な原因や特徴は
「ストレスを抱えすぎてはけ口をみつけられない」
「若い人ほどなりやすい」
「ギャンブルに手を出しやすい環境にいる」
と言われているようです。
これらはネット検索するとでてくる情報を基に私自身で解釈したものを記載させていただきましたが、更に個人的に思う原因やなりやすい人の特徴を考えてみました。
お金が懸かっている
シンプルではありますが大体の人はこれが原因なのではないかと思います。
もちろん仕事をしながら趣味・娯楽としていつでも辞めれる精神状態で遊んでる人もいるとは思いますが大抵の人はお金を簡単に得ることができると思い込みパチンコ・スロットの沼にはまっていく印象があります。
若い人ほどなりやすいという一例に対しても納得できる部分が多く、例えば学生さんや社会人になりたてのちょっとお金が欲しくてもそんなすぐにお金を得ることなんてできないっていう人がのめり込みやすいのかなと思います。
人間誰だって楽してお金を稼ぎたい!そんな風に思う人の方が世の中の割合的にも多いと思っているのでそういった気持ちがある中で一日に数万円、多い時では数十万円をあっという間に稼げてしまったらまた次も!って気持ちになって気付けばパチンコ店に足を運んでいる。。。
自分を含め、そういった友人やお客様を沢山見てきました。
ゲームの延長
物凄く失礼で偏見かもしれませんが、ギャンブルをしている人ってゲームをしている人が多いと思います。
小さいころに遊んでいた家庭用ゲーム機をはじめ、現代社会においてはネットゲーム・ソシャゲなど、ゲームをしている人はゲームをすることでストレス発散をしたりしているのだと思います。
そこで、ゲームをギャンブルに置き換えて考えてみましょう。
ゲーム=ストレス発散ということは発散できるなにかしらの具体的要因があるからしている訳ですが、それは一体なんなんでしょうか。
考えられるものを挙げていくと
- レベル上げなど、自分の目標を達成したり特定の条件を満たすことで得られる達成感を得るため
- クリアできるかできないかの瀬戸際でドキドキハラハラのスリルを味わいたい
- クリアができなかった時、敵に負けてしまった時などに悔しいという感情から次は絶対クリアする!といった向上心・反発心が生まれる
ざっくりとですがこんな感情を基にゲームをしていることがある人が多いのかなと思います。
もちろん純粋に楽しいだったりそのゲームに登場するキャラクターが好き、ストーリーが好きでやっている人も沢山居るというのは分かっています。
今回はあくまでもギャンブルに通ずるものとして挙げているのでその点についてはご理解下さい。
さて、上記例を置き換えてみましょう。
- 自分の中で決めた金額を元手にお金を増やしたい、少しでも手持ちのお金を増やしたいという目標を持っている
- 大当たりするかもしれないという激熱演出を見てドキドキする
- 激熱演出を外し大当たりしなかったら悔しい、負けてしまったらまた取り返したいと思う
どうでしょう?遠からずゲームをしている感覚に似ていると思いませんか?
一応パチンコもスロットも「電子ゲーム機」という括りになっているのでユーザー感情としてはゲームしながらお金がもらえるかもしれない。そういった感覚で遊技している人がいるのではないかと考えています。
居場所求め
これに関してはごくごく小数の人しか当てはまらないと思います。
私の働いていたパチンコ店に毎日のように来店して下さる高齢の女性のお客様がいました。
その方はパチンコしかしなかったのですが、遊技以外に店員や他のお客様とフレンドリーに話す方である日何気ない会話の中でポロっとこう漏らしたことがあります。
「息子夫婦に面倒を見てもらってるんだけど家に居ると嫁が嫌そうにして色々やってくれるのよね」「あ!ちなみに息子夫婦にはパチンコをしてるって内緒なんだけどね(笑)」と。
きっと息子さんが仕事で居ない時はその奥さんと二人っきりになって気まずいと言うか居心地が悪かったんだろうなと思います。
その他にも主婦さんと思われる女性の方が朝から夕方頃までと言った決まった時間に遊技している人も多いのですが、きっと旦那さんが仕事で居ない時間を見計らって旦那さんには内緒でやっている人も多いんじゃないかと思います。
後は高齢の方が集まるお店はお客様同士がまるで友達の様に接していて、パチンコだけではなく一緒に休憩をとりご飯を食べたりといったお客様もいました。
リアルの人付き合いではあるものの、近所の人や昔からの友達とかでなくお店で知り合った人の方が自分のことを知らないし余計な詮索もしない済む分気楽で楽しいのかもしれませんね。
【依存と思う行動や衝動】
これについては自分自身の遍歴と知人などの行動を見る限りでの完全主観と、一応テーマ的にギャンブルに置き換えてみての見解になります
ギャンブル依存症の人にありがちな特徴
毎日のようにパチンコや競馬といったギャンブルをやりたい衝動にかられる
投資の上限を決められらず当たるまで、または勝つまでといってひたすらお金を使い続けてしまう
辞めよう辞めようと思ってもやっている最中は他の事をなにも考えれなくなる
ギャンブルをするために色々な理由をつくってしまう
上げるときりがないかもしれないのでパッと思い浮かんだ事だけまとめてみました。
ギャンブルに置き換えた例えではありましたが、そもそも「依存」というものが色々なものに対して言えることなのでとても幅が広いですが、タバコやお酒なども依存症と呼べる人も居ますし、○○依存と言い出したらキリがないですね。
【ギャンブルはやめれるのか!?】
あくまでも私個人は辞めれましたということで話をさせてもらえるならば
その道のりは簡単ではありませんが辞めれると思います。
もちろん辞める必要のない人、例えば経済的に余裕がある人、趣味の範囲で遊べてる人には無縁の話かもしれませんが辞めたいと思っている人はいつかは辞めれると思っていて良いのではないでしょうか!
いつになるかは人によりけりかもですがどんな依存でも結局のところは意志の強さときっかけが必要なのではないかと考えています。
依存は一種の病であり、病である以上治す方法はあるというのが答えだと思います。
どんな方法があるのか、また私自身がどんなことをきっかけに辞めれたのか。
そのお話はまたの機会にしたいと思います。
最後まで読んで頂き有難うございました。
END